ロアブック
関係する瞬間にだけプロンプトへ現れる世界の知識。
ブック
ロアブックはエントリーの集まりとスキャン設定です。会話にいくつでもブックを付けられ、付けたブックはすべて1つのプールとして一緒にスキャンされます。
| 設定 | 範囲 | 効果 |
|---|---|---|
scanDepth | 0-100 | キーワードを探す直近メッセージの数。あなたの発言もキャラクターの発言も数えます。 |
tokenBudget | 100-32000 | 発動エントリー合計トークンの上限。ブック間で食い違えば最大の予算が勝ちます。 |
recursiveScanning | オン / オフ | 発動したエントリーの本文を再スキャンし、ロアがさらなるロアを発動できます(最大3周)。 |
エントリー
エントリーはキー(カンマ区切りのトリガー語)、任意の副キー、本文を持ちます。スキャン対象の履歴にキーが現れると発動し、本文が注入されます。
選択モードは主キーと副キーの両方の一致を要求します。常時エントリーは照合を飛ばして常に注入。無効化したエントリーはブックに残るものの発動しません。単語全体一致なら「火」が「火花」の中でヒットするのを防げます。
各エントリーにはエディター一覧の整理専用の表示名(コメント)があります。モデルには決して送られず、インポート・エクスポートを往復しても保持されます。
優先度と順序
2つの数値がエントリーの運命を決めます。優先度はトークン予算を生き残る順番:足りなくなったとき、優先度の高いエントリーから確保されます。
順序(挿入順)は生き残り同士の並び:値が大きいほどプロンプトの前方に現れます。同値なら優先度、次にエントリーIDで決着します。
注入
発動したエントリーはすべてプロンプトテンプレートの単一のロアブック枠に入り、それぞれが選んだロール(システム・ユーザー・アシスタント)付きの独立メッセージになります。
エントリー単位の位置指定はありません。プロンプトテンプレートエディターでロアブック枠を動かし、ロアが他要素とどう並ぶかを制御します。
デコレーター
本文冒頭の @@ で始まる行が、そのエントリーの挙動を調整します:
@@probability 50
@@scan_depth 8
@@role assistant
@@activate_only_after 4
@@keep| デコレーター | 効果 |
|---|---|
@@probability | 発動時に注入されるパーセント確率。抽選はターン内で固定。 |
@@scan_depth | このエントリーだけブックのスキャン深度を上書き。 |
@@order / @@priority | このエントリーの配置順序や予算優先度を上書き。 |
@@role | このエントリーの注入ロールを上書き。 |
@@activate_only_after / @@activate_only_every | Nメッセージ後にのみ、またはNメッセージごとにのみ発動。 |
@@keep / @@dont_activate_after_match | 初回一致後にエントリーを維持、または一致後は二度と発動しない。 |
@@is_greeting | チャットがまだ挨拶メッセージの間だけ有効。 |
トークン予算の挙動
トークン数はアクティブなモデルのトークナイザーで数えるので、予算はモデルが実際に見る量を反映します。予算を超えると優先度の低いエントリーから落ちます。
ロアが切られ続けるなら、予算を上げるか、優先度の幅を狭めるか、エントリーを短くしましょう。リクエストログを見れば、どのエントリーがリクエストに入ったか正確にわかります。